法律用チャットボットの作り方(7) repl-aiでLINEボットに挑戦 その3

repl-aiで、LINEボットを作っていきます。まずは、トップページです。基本的には、ドコモのデベロッパーアカウントを作成ということになります。

 

デベロッパーアカウントの作成は、こちらですね。

デベロッパーサポートですが、いろいろとみていくと、いろいろな機能があります。

特にAPIのところででてくる種々の機能は、魅力的に思えます。

 

ただ、ドキュメントや開発者コミュニティが貧弱なのではないか、という風に見えるのですが、本当は、どうなのでしょうか。(FBでのページは、更新も少ないし、?がつきますね)

あと、デベロッパーアカウントだといろいろいと問い合わせる機能があります。

 

むしろ、デベロッパーのコミュニティとか、そのBBSとかで聞けるといいのになとか思いました。

アカウントを作成したら、repl-aiにもどってログインしていきましょう。マイプロジェクトになります。

 

 

プロジェクトを作成しましょう(上の矢印)。

このプロジェクトをもとにいろいろなことができますね。詳しくはあとで。

でもって、いよいよシナリオの作成になります。

新規作成を押して、シナリオを作っていきます。

まずは、ユーザが、何か、お話をしたら、「初めまして」と答えていくのにしましょう。それで、「法律関係でお手伝いしましょうか」というシナリオにします。それまでいけば、次のシナリオに移動するようにします。

Chatfuelと、比べると、自然な対話を狙っています。Chatfuelのところでふれたように、ボタンによる入力というのは、ありません。

法律相談支援チャットボットというのは、チャット相手からえられる正確な知識をもとに、ある程度の道筋を提供するという性格になるので、ボタンを組み合わせるというのが有効なように思えます。

なので、ボタン式の入力をまったくもってツールとして選べないのは、ツールとしては、評価しにくいなあというのが判断になります。

あと、とりあえず、人工知能というか、自然言語認識をさせるというのが、売りなのかと思います。そうだとすると、「何の法律相談ですか」というシステム発話に対しては、「○○です」と答えさせて、その○○に応じて、シナリオを展開するのが、なにかツールみたいなので揃っているといいのになあとか考えたりします。

普通のツールだと、自然言語処理のお約束とのことですが、intentとentityで、覚え込みをさせているのに対して、repl-aiだと、そこら辺の仕組みがよくみえないです。Azureのここら(LUIS)辺は、詳しくできていますね

あと、いろいろな繰り返しのパターンがあるのですが、それをコピーするとかが前はなかったりしていました。

正直、ツールとしては、なじみにくかったということになります。趣味で、何かを使うのであれば、他のツールかな、という感じです。

そうはいっても、一応、それなりのシナリオを作って、形にしました。(まだ、交通事故は、完成していません)

で、次は、実際のLINEのアカウントに接続しましょう(続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

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