Pauline’s site

早稲田大学のポーリン・ライシ教授のAsia-Pacific Cyberlaw, Cybercrime and Internet Security Research Instituteのページができました。

コンテンツは、今後充実させるそうです。

 

outlookから、外への電話-skype編

MSが、outlookとSkypeを統合してくれれば、こんなことしないで済むのになあとか思っています。 よろしくね>Nadella CEO@MS

と書いていたところ、スカイプにoutlookの連絡先を覚えさせたところ、outlookから、呼び出しを押すと、スカイプの番号に連携するのを発見。ごめんなさい。

これは、https://support.skype.com/ja/faq/FA12215/とかをみて、設定したつもりだけど、どうしたかあまり覚えてません。

これで、SIP電話を使うことはないので、結構、便利かと思います。

Outlookからの外への電話?-SIP編

MSさんには、Security Warsというブログでもお世話になったことですし、お友達もたくさんいますし、いろいろと頑張ってもらいたいなあと応援しています。が、いいたいこともあるよねえと。

現在、outlookを仕事のベースにしています。

outlookをmicrosoftアカウントで、exchange syncで手元のスマートフォンにシンクロさせていて、事務所の他の先生かたにもこの方法をおすすめしようかと思っています(アンドロイドの同期の仕方は、こちら)。

これで予定を共有できるので、グループウエアなしで、とりあえずやってみようかというところです。

ただ、連絡先からの電話をかけるのが、効率が悪いなあと思っていたりします。
050 plusも使っているので、Outlookから、SIPで、電話をかけることができるようにしましょうと思って、SIPアカウントとパスワードまで、判明させました。(ちなみに、最初は、verのところを3.0にしていないで、失敗しました)
「SOHOの方におすすめしたい! OutlookからIP電話 をかける方法」を参考にして実験です。

 

そして、X-Liteをインストール。これは、成功。

しかしながら、上で得た情報を何度、いれてもX-liteでログインできないで、ギブアップしてます。

MSが、outlookとSkypeを統合してくれれば、こんなことしないで済むのになあとか思っています。 よろしくね>Nadella CEO@MS

と書いていたところ、スカイプにoutlookの連絡先を覚えさせて、outlookから、呼び出しを押すと、スカイプの番号に連携するのを発見。

これは、結構、便利な機能ですね。

—-以下は、追加実験報告

で、Fusion Smaltalkのアカウントを作成し、X-liteで設定したところ、無事成功。pic

この設定ですが、

この画面の

IDのところに、番号のまま

ドメインと、proxyは、いじらないで、そのまま入力するとあっさり、接続完了です。

あとは、SIPTAPIをインストールして、上の、「SOHOの方におすすめしたい! OutlookからIP電話 をかける方法」のとおりで、SIPTAPIをインストールしたんだけど、windows8.1のsystem32のダイヤラをみつけて、動作確認。

 

躍進ビットコインに戦慄する米政府、金融機関

NIIの岡田仁志先生の「躍進ビットコインに戦慄する米政府、金融機関」という記事がでています。

一般向けの解説ですが、レベルも高いですし、最新の情報がまとまっています。また、法的な整理にも簡単ですが触れています。ここでふれられている米国法の通貨の定義なども、岡田先生との一緒の研究で明確にしたものです。

あと、岡田先生は、FR誌(IEICE ソサエティA)で「仮想通貨の登場が国家・社会・経済に与える影響 」という原稿も明らかにしています。
(謝辞で名前をあげていただいきました。ありがとうございます。)

こちらの原稿は、貨幣論との関係での検討がメインになりますが、なかなか貨幣論から仮想通貨をみるというアプローチはないので、非常に貴重な論考かと思います。

プライバシーはなぜ難しいか

IPAの報告書を書いたときに「プライバシーはなぜ難しいか」という論文を書きだしたことがあります。

基本的に認知が不可能であること、プライバシ情報は、主たる財の取引についての従たるものであること、取引をめぐる公正の概念が明確でないこと、などを書いたのですが、議論が煮詰まっていないとしてダメ出しを受けたのでお蔵入りしてしまいました。

そしたら、「プライバシーの自主管理と同意パラドックス
Privacy Self-Management and The Consent Paradox
Daniel J. Solove という議論が出ていることに気がつきました。

 

「当該モデルは余りに多くの障害に直面している。(1)人々はプライバシーポリシーを読まない。(2)たとえプライバシーポリシーを読んだとしても、彼らはそれを理解しない。(3)たとえ、それを読み、理解したとしても、十分情報を与えられた選択を行うに十分なバックグラウンドの知識をしばしば欠いている。(4)もし、人々がそれを読み、理解し、十分情報を与えられた選択をしえたとしても、彼らの選好を反映する選択をしばしば提供されえない。」
というのは、本当にそのとおりですね。
 

実証的考察という観点から、大変いい論文であると評価しています。

今書いたら、二番煎じといわれかねないですが、やっぱり、きちんと論じておくべきですね。

プライバシー パラドックス

当社は、従前から、プライバシの実証的な分析に注力してきています。

IPA 「eID に対するセキュリティとプライバシに関するリスク認知と受容の調査報告」

岡田仁志・高橋郁夫「コンジョイント方式によるプライバシー分析 -携帯電話電子マネーの位置情報の認知の実証的検証を例に-」

このような見地から、実証的なプライバシ論を提示するサマリがあります。

EMCのプライバシーインデックス エグゼクティブサマリは、

1 すべてが欲しいパラドックス

2 何もしないパラドックス

3 ソーシャル環境というパラドックス

の三つがあると分析しています。

この調査の発表は、2014年7月だそうです

学術的には、質問紙法での調査であり、トレードオフの実際を出すものとはいえないと考えていますが、問題点をきちんと分析している点は、評価すべきサマリかと思います。

ブログで触れられている時もありますね。「プライバシー・パラドックスとSNS利用」というブログで、アカデミックな文脈が、簡単に紹介されています。

一方、異なった意味で、「プライバシのパラドックス」という用語が使われることがあります。
「プライバシーのパラドックス: 尊重するほど多くの情報が手に入る」では、主体のプライバシを守れば、信頼が生まれ、たくさん利用してくれますよという意味で、このパラドックスという言葉を利用しています。EUのデータ保護論は、このようなスタンスを明確にすることも多いです。

ただし、実証的な分析からは、このようなデータは、得られない、具体的には、個人のプライバシが重要だと思う割合と、コンジョイント方式によって、得られる個人別のプライバシ要素に対する重要度は、相関関係にない、ということがいえます。学術的には、反証可能な論ということができるかもしれません。

 

証券監視委「デジタル鑑識」へ新設部署

NHKのニュースで、「デジタル鑑識」という用語がピンとこないというコメントを聞きます。これは、デジタル・フォレンジックスの翻訳だと思いましょう。私なりの定義は、概念のページにおいてあります。

ちょうど、フォレンジックスまわりは、日本では、2002年後半くらいから、関係者で議論されてきました。アメリカでは、2000年くらいに、Computer forensicsの本がたくさん出版されるということがありました。

私は、そのころから、お手伝いしていて、社会安全研究財団さんをお手伝いして、「アメリカにおけるハイテク犯罪に対する捜査手段の法的側面」報告書をまとめたのが、2003年のことです。公開は、2004年3月です。

その成果の報告をかねて2004年4月5日にJSMS分科会で、講演したのですが、そのときの資料では、
•警察庁-「 (略)2004年度までに、司法手続きのための電子的記録の解析技術に関する系統的な調査研究等を行い、『コンピュータ法科学』分野の確立を目指す。(警察庁-「e-Japan重点計画-2002」の「5 高度情報通信ネットワークの安全性及び信頼性の確保」の「具体的施策」)
が、このようなプロジェクトを考えていたことを紹介しています。

あと、佐々木良一先生が、 (http://www.cyberpolice.go.jp/column/explanation03.html)で解説していました(これは、2003年の末くらいでしょうか)。(今は、リンクぎれです)

2004年の年末飲み会(コミュニティ)やろうね、といって、イベントを始めましょうということになりました。その年は、情報漏えいの当たり年だったので、フォレンジックスへの注目を集めるために、新聞記事あたりで、「デジタル鑑識」として、取り上げてもらうように動いたような気がします。